厚生労働省が発表した平成28年度(平成29年度研修開始)の医師臨床研修マッチングでは、臨床研修を希望する医学生等と臨床研修を行う病院の組み合わせが決定し、医師臨床研修マッチング協会より情報提供があったとされています。平成16年度より医師の臨床研修が義務付けられたことにあわせ、導入された医師臨床研修マッチングでは、医学生等と臨床研修を行う病院の研修プログラムを、お互いの希望を踏まえて、一定の規則によ...
医師の雇用に関するニュース記事一覧
平成23年度より、医師の質の一層の向上を目的として「専門医の在り方に関する検討会」が始まりました。すでに、この検討会を受け、平成26年5月に一般社団法人日本専門医機構が設立。平成29年(2017年)から新たな専門医養成が始まります。※専門医養成プログラムは1年延期され2018年から始まることとなりました。現在、地域の病院や診療所の医師が、かかりつけ医として地域医療を支えている一方、今後の急速な高齢...
2025年に団塊の世代と呼ばれる人たちが全員75歳以上を迎え、後期高齢者となります。この時に医療や介護の需要が全国的にピークを迎えると言われており、各都道府県で地域医療構想を立てています。既に都道府県による地域医療構想の策定が進められ、地域医療が再編されようとしています。同時に、診療報酬改定で7対1一般病床の重症患者割合が15%から原則25%に引き上げられました。7対1入院基本料の算定基準はより厳...
「働き方改革」の大きな焦点となっている罰則付き残業規制。原則として年360時間、特例でも年720時間以内として検討している時間外労働時間制限について、医師への適用を5年間猶予する方針との報道がありました。医師の場合、正当な理由がない場合の診療を拒むことが出来ない法律もあり、また患者数や診療時間、症状などはその時々、人それぞれ異なり、医師側でどうこうと調整できるものでもないため、どうしても長時間労働...
厚生労働省は医師の地域偏在の是正を目的に、地域ごとに医師がどの程度足りないかを示す新たな指標を導入する方針を固めました。今後は、そのデータを基に、医師派遣に関する都道府県の権限を強めるなどして平準化を図る方針です。有識者検討会で年内に対策を取りまとめ、来年の通常国会に医療法の改正案を提出する方針となっています。 これまで医師の偏在は、人口10万人当たりの医師数で議論されており、従来の国の調査では、...